インスタコードをmacにMIDI接続しているのですが、ソフトウェア音源でギター系を選択するとmac側で音が出ないのです。
具体的には、
⇨MacでGarageband起動しソフトウェア音源としてAcoustic Guitarを選択
⇨インスタコードでキーをCに設定
⇨コードボタン「C」を押しながら6弦パッドを弾く
⇨mac側(GarageBand)でMIDI入力反応がある(C2が点灯)が音が出ない。
という感じです。
現在のファームウェア:1.6.0(1.5.6の時にも同現象でした)
GarageBand、Logicで同現象。他DAWは未確認。
有線MIDI、BluetoothMIDIで同現象。
インスタコードではないMIDI楽器(キーボード)ではC2を弾くと音が出る。
ギター系以外の音色(ピアノなど)ではインスタコードでC2を弾くと音が出る。
というところから、「インスタコードと特定音色の組み合わせ」でのみ発生するというところまではわかったのですが、なにぶんギター入力で使いたいのにギター音色で音が出ないのはつらい。
Mac側、インスタコード側のどこかの設定変更で改善する方法があればと思うのですが・・・。
@nishioto 情報ありがとうございます!原因がわかりましたので、まずは解決方法から申し上げます。
カスタム音色にプリセットのギターをコピーした音源を作り
OUTPUT > MIDI CH.(PAD) の値を 1 にしてください。
これで問題なくMIDI出力できるようになります。
インスタコードのプリセット音源はMIDI出力チャンネルに15, 16を使用しています。
Garageband, Logic の内臓音源の中でギター類は、なぜか入力MIDIチャンネルによって音色が変わるという特殊な設定になっていまして、ch15,16からの音は受け付けない設定のようです。
多くのDAWはトラックごとに入力チャンネルを設定できるので、チャンネルで音色が変わるというのは珍しい現象じゃないかと思います。
多くのMIDI出力装置はデフォルトでch1を使っているのでこのような問題は発生しません。
しかしインスタコードがMIDI 15,16chを使っている理由は、インスタコードは外部MIDI音源としても使用できるからなんです。PCやスマホなどの機器からバッキングトラック(リズムやカラオケ)のMIDIデータを送信して、それを再生しながら合わせて演奏するという使い方ができます。
多くのMIDIデータはch1から使っているのでその場合チャンネルの衝突が起きます。
それを避けるため、インスタコードの発音はch15,16を使うようにしています。
しかし、最もメジャーなDAWが鳴らないとなるとちょっと問題ですよね。
今後の対策を考えます。