会社について

全ての人が演奏を楽しめる世界を目指して

代表取締役 ゆーいち(撮影:齋藤海月

InstaChord株式会社は、初心者でもすぐに弾ける新しい楽器インターフェイス「KANTAN Music」を用いた、さまざまな演奏体験を提供しています。

※国際特許:WO2020250333 和音演奏入力装置、電子楽器、および和音演奏入力プログラム

電子楽器開発においては、ファブレスメーカーとして国内外からものづくりのプロフェッショナルを集めた専門チームを結成し、開発・製造・販売を行ないます。
ベンチャー企業ならではのフットワークとスピード感で楽器業界に新風を吹き込みます。

企業目標

あらゆる障害に関わらず
だれもが楽器を弾ける世界を作る

業務内容

  • 電子楽器の企画、製造、開発、販売
  • 音楽アプリの開発、販売
  • 電子楽器の開発支援
  • 音楽体験イベントの企画、運営

協力会社

会社概要

商号
Company Name
InstaChord株式会社
InstaChord Corp.
代表者
President
永田雄一 (プロフィール
NAGATA, Yuichi
設立日
Date of Establishment
2019年9月25日
September 25 2019
所在地
Address
東京都目黒区下目黒三丁目2番3号201
3-2-3-201 Shimo-meguro Meguro-ku Tokyo. Japan
目的
Objective
電子楽器の開発、製造および販売
Development, manufacturing, and sales of electronic musical instruments
資本金
Capital
1000万円
10,000,000(JPY)
社員数
number of employees
1名
所属団体
associated organization
東京楽器製造協会(全国楽器協会)
日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ
受賞歴等
Award
東京都事業可能性評価事業(2021.3)
東京都ベンチャー技術特別賞(2021.11)
iFデザイン賞2023(2023.4)
MIDI Innovation Award ファイナリスト (2023.9)

沿革

2018年

9月 楽器インターフェイスKANTAN Musicを考案
ボーカリストで作曲家のゆーいちが、自身の作曲活動の補助ツールとして、指2本でコードを入力できるインターフェイスを考案。
(後に国際特許取得)

インスタコード開発中の画像

12月 楽器開発の調査開始
アプリ開発からハードウェア開発に方針転換。

2019年

8月 原理試作機完成
エンジニア宇田道信氏の協力の元、電子楽器の原理試作機が完成。

10月 1次試作機完成
デザインを武者デザインプロジェクト、構造設計を和光ゴム工業と進めて試作機が完成。
音楽のコミケ「M3」に出展し好評を得る。WEBメディア「ギズモード」で紹介され話題に。

2020年

1月 NAMM SHOW 出展
アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最大の音楽ショー「NAMM SHOW」に出品し好評を得る。

5月 クラウドファンディング開始
クラウドファンディングを国内プラットフォーム kibidango で実施し予約注文を募る。目標金額は5000万円

7月 7900万円の予約注文が集まり量産決定
約2400台分の予約を集めて製品化が決定。

12月 iOSアプリ「InstaChord-i」リリース
インスタコードの演奏を体験できるiOSアプリ「InstaChord-i」 を開発。

2021年

7月 専用楽譜アプリリリース
コード譜をディグリーに変換するアプリ「コード譜ライター」を iOS, Android でリリース

9月 初期モデル InstaChord IC-30 発売
半導体不足の影響もあり、クラファン終了から13か月を経てようやく発売。

9月 toICN, InstaChordizer (現 KANTAN Chord)リリース
ユーザー有志の手により、コード譜サイトをKANTANコードに変換するアプリがリリース。
KANTAN Chord

11月 東京都ベンチャー技術特別賞受賞
東京都が主催する世界発信コンペティション2021 にて、東京都ベンチャー技術特別賞を受賞。

11月 初期ロット4,000台が完売
発売から2ヶ月あまりで初期ロットが完売。
翌年1月まで生産待ちの状況が続く。

2022年

3月 VR版インスタコードをリリース
有志の のりつね さんが Meta Quest 用のアプリを開発・リリース
InstaChord VR

11月 モデルチェンジを行ない全国の楽器店で取扱開始
弾き心地を向上させた新モデル InstaChord+ IC-31 を発売。
旧モデルのユーザーも部品交換で新モデル相当の製品に更新できる、異例の「ハードウェアアップデート」を実施。

2023年

3月 aiwa からライセンス提供モデル発売
aiwa デジタルにライセンスを提供し、初心者用モデル aiwa play RX01 が発売される。

4月 WEBアプリ「KANTAN Play online」リリース
パソコン、スマホ等のWEBブラウザで演奏を体験できる無料アプリ「KANTAN Play online」を公開

4月 iFデザインアワード受賞
世界的に権威のある iF デザインアワード2023を受賞。

6月 ソニー・ミュージックエンタテインメント社と業務委託契約
ソニーグループが取り組む「ゆる楽器」の開発業務を代表のゆーいちが受託する。

9月 MIDI Innovation Award 2023 ファイナリスト選出
世界で最も革新的な電子楽器を表彰するアワードの商用製品部門でファイナリスト3製品に選出される。

2024年

3月 自動ドラム伴奏アプリ「MIDI Drum」リリース
インスタコードだけでなく、各社の電子キーボードと連携し自作のドラム伴奏を鳴らせるスマートフォン用アプリ「MIDI Drum」をリリース

5月 ソニーグループ「ハグドラム」発表
聴覚障害者が演奏に参加できる打楽器「ハグドラム」を発表 ※ゆーいちが開発協力

8月 初音ミク×インスタコード コラボモデル IC-39 発表
バーチャルシンガー「初音ミク」とのコラボモデルを発表(2025年1月完成)※完全受注生産

9月 「KANTAN Play core -かんぷれ-」クラウドファンディングで6400万円を調達
音楽ガジェット「KANTAN Play core」を中国M5 Stack 社と共同開発。2025年5月の発売が決定

ラジオインタビュー

開発者ゆーいちがJ-WAVEの番組「SEVENBANK GLOBAL BUSINESS CHARGE」に出演し、起業のきっかけから将来までお話ししました。
リンクから放送をお聞きいただけます。

J-WAVE出演の様子。パーソナリティの西脇資哲さんと

動画インタビュー

こちらの動画でも開発の裏話も紹介しています。