InstaChord-iは、iPhoneやiPadを「誰でも弾ける次世代ギター」に変身させるアプリです。
【更新情報】 | |
2020.1.16 | ボタン配置「オンデスク」追加 |
2020.1.5 | MIDI出力に対応しました |
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※ 制作/配信 Loop-Sessions
画面を見ずに弾ける!
画期的な楽器アプリ
インスタコード-iは、わずかな練習で演奏できる電子楽器「インスタコード」をベースに開発しました。

ギターのネックのように端末をつかむと、1つの曲の中で使われるコード(和音)が、指の届く範囲にほぼ揃うようになっているので、手の位置を大きく動かさなくても様々な曲を演奏できます。

従来の楽器アプリでは難しかった、画面を見ずに演奏することも夢ではありません。
ボタンレイアウトの変更
ギターのように抱える持ち方に適した「ホールド配置」と、卓上での操作に適した「オンデスク配置」の2種類から選べます。

演奏方法
基本コード(ダイアトニックコード)を弾く
コード記号(C, Dmなど)が書かれたボタン(ルートボタン)を押さえたまま、ギターの弦の画像(ストラムパッド)をスワイプまたはタップすると演奏できます。

「~」メジャー・マイナーを入れ替える(スワップボタン)
スワップボタンを押している間は、コードのメジャーとマイナーが入れ替わります。
(例:「F」+「~」→「Fm」、「Em」+「~」→「E」)

コードの種類を選択する(7, M7, sus4 など)
ルートボタンとコードボタンを同時に押すと様々なコードを演奏できます。
※7, M7以外のコードを弾くにはオプションの購入が必要です。

※「~」と「7」の中間あたりを押すと、2つのボタンを同時に押すことができます。

キーの設定
インスタコードは楽曲に応じてキーを設定して演奏するアプリです。
初期設定の [C/Am] は、CメジャーまはたAマイナー(ハ長調またはイ短調)という意味です。
「♭」「#」のボタンを押すとキーを変えられます。
キーを変えると、そのキーで使用する主なコードが画面上に並びます。
Key表示欄をタップすると、キー選択画面になります。

実際に曲を弾いてみる
コードを勉強すると楽しく弾けます
インスタコードは、コード進行の基礎を学ぶとより深く楽しめるアプリです。
例えばこちらのサイトは、とても分かりやすく解説していますので、ぜひ勉強してみて下さい。
演奏の手順
楽譜・コード譜・TAB譜を用意する
弾きたい曲がある場合は楽譜やコード譜を用意しましょう。
例えば、楽器.meでは、6万曲以上のコード譜を無料で閲覧できます。
※紙で見たい場合は有料の譜面を購入しましょう。
楽譜からキー(調)を見つける
インスタコードを演奏するには、まず最初にキー(調)を設定します。
楽譜がある場合、五線譜の左端のシャープやフラットの数を確認しましょう。
例えば下の図のように♭が2つあれば、キーの一覧から♭が2つある[Bb/Gm]を選べばOKです。

コード譜からキー(調)を探す
楽譜が無い場合はちょっと大変です。
まず、曲の1番の”最後”または”最初”のコードにキーを合わせてみましょう。
たとえば、上を向いて歩こう の場合
最後「一人ぽっちの夜」の「夜」はGです。
最初「上を向いて」の「上」もGです。
そこでキー一覧からG/Emを選択してみましょう

次に、曲に登場するコードが画面に揃っているか確認しましょう。
上を向いて歩こうに登場するコードは全部で8種類。

(※ここでは 7=セブンスを無視します)
これらのコードが画面の中にありますか?

ほぼ揃っていますが、[Cm]と[B]はありません。
しかし
[Cm]は、[C]+[~]
[B]は、[Bm]+[~]
で弾けるので大丈夫です。
もし、コードが画面に揃っていない場合はキーが間違っているかも知れません。
ためしに歌い出しのコードが4M7で始まる曲も多いです。
最初のコードが「4の位置」(上の画像のCの位置)に来るキーに設定してみるのもおすすめです。
それでもキーを見つけられない場合は楽譜を確認しましょう。
コードを数字に置き換える
コード記号の上には数字が書かれています。

この数字を見ながら弾くと簡単なので、コード譜に数字を書き入れてみましょう。

この数字は「ディグリーネーム」や「スケールディグリー」と呼ばれていて、コードの学習では必ず用いられる数字です。(通常はローマ数字を使います)
ですから、この数字でコードを弾けるインスタコードは、作曲やコード進行の勉強にとても役立つんです。
セブンスやその他のコードを弾く
上を向いて歩こう では、[Am7]、[B7]、[G7]のようにコードの後ろに “7” が付いたコードが出てきます。
これはセブンスコード(7th)と呼びます。
慣れないうちは、7thを無視しても良いんですが、7thを正しく弾くと、より深い響きになります。
[Am7]は、[Am]と[7]を同時に押せば弾けます。

[B7]は、[Bm]と[~]と[7]と3つ同時に押さないといけません。
この場合、[~]と[7]の間を押すと同時押ししたことになるので、使う指は2本で大丈夫です。

転調・オンコードは苦手
インスタコードは転調する曲が苦手です。
インスタコードで簡単に弾けない曲は、おそらく転調のある曲なので、転調について勉強してみて下さい。転調の勉強にもインスタコードはとても役に立ちます。
また、オンコード(ConG, C/G など)は弾くことが出来ません。
近い響きになる代理コードを探してみて下さい。
その他の機能
・音色を選ぶ
サウンド(音色)をタップすると音色を選べます。
※一部の音色は有料です

・音を止める
コードラベルをタップすると音が止まります

・音を伸ばす(サスティン)
Sust.ボタンを押すと、ON-OFFが切り替わります。
サスティンがOFFの場合、ルートボタンから指を離すと音が止まります。
サスティンがONの場合、ルートボタンから指を離しても音が鳴り続けます。

MIDI出力 ※有料オプション
※MIDI出力は環境によって遅延が生じます
Virtual MIDI
デバイス内のVirtual MIDI対応アプリにMIDIデータを送信できます。

※GarageBandは、Virtual MIDI入力に対応していません。
BLE MIDI
Bluetooth経由で、Macや他のiOSデバイスに接続し、MIDIデータを送信できます。

Network MIDI
Wi-Fi経由でPCやMacに接続し、MIDIデータを送信できます。

※WindowsPCは rtpMIDI 等の接続ソフトが必要です。
有料オプションはお早めにご購入下さい
InstaChord-i は、今後少しずつ機能を増やしていく予定です。
現在は3つの有料オプションを用意しています。
1)全てのコードを演奏可能
2)全てのサウンドを演奏可能
3)MIDI出力
有料オプションは1月末までの期間限定で120円になっています。
2月からいずれも値上げを計画していますので、もし気に入ってくださったらお早めのご購入をおすすめします。
対応機種
インスタコード-iは、iOS12以降に対応しています。
2013年発売の、iPhone 5s, iPad Air初代, iPad mini2 以降の機種で問題なく動くはずです
iPhoneの場合、本体の画面サイズによってボタンのサイズが変わります。
4インチ:iPhone 5s, SE(第1世代), iPod touchは、画面が小さいので指の太い人には操作が難しいでしょうが、私の小さめの手の場合、問題なく操作できます。
4.7インチ:iPhone 6~8, SE(第2世代)は、実際のボタンより少し小さいサイズ
5.5インチ:iPhone 6~8 Plus は、実際のボタンとほぼ同じサイズ
タッチパネルの操作は5.5インチだと大きすぎると感じる人もいるかも知れません。
iPhone X以降の機種は、画面が細長いので、弦の部分が広くなり演奏しやすくなっています。
これらの機種も画面のサイズによって操作性は少し変わります。
iPadはどの機種でもボタン部分のサイズは同じです。
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※ 制作/配信 Loop-Sessions